2006年04月11日

2006.4.11 セヴィアン・グローバー @東京国際フォーラムC



Savion Glover in CLASSICAL SAVION
セヴィアン・グローバー、言わずと知れたタップの神。
タップだけの舞台を見るのは、初めてのことだ。

舞台が暗転し、演奏者が各楽器につき、
しばらくしてセヴィアンの登場となった。
9人の弦楽器オーケストラの演奏に合わせて、
セヴィアンがタップを刻む。

タップとクラシック。
アンバランスだ
しかし、クラシックの楽曲を通し、少しの休息も入らない
タップのリズムに、トランス的な要素を感じる。
弦楽器や管楽器はアタック音が弱いので、
普段はあまり感じられないが、休むことなく刻まれる
タップのリズムに包まれると、クラシックの楽曲は、
これほど細かいリズムで構成されているのだと
改めて気づかされた。

後半は、ドラム、サックス、ウッドベース、ピアノが入り
Jazzとタップのセッションとなった。
セヴィアンが中央でタップを踏みながら、
見事に演奏を仕切ってゆく。
バンドにおけるヴォーカルがタップに変わった感じだ。
20分にも及ぶセッションだが、緊張感がそれを感じさせない。
各演奏者が、セヴィアンの出方に身を構える。
セヴィアンとバンド、そしてオーディエンスまでもが
一体となったセッションの空間が出来上がる。
次々に繰り出される、リズムと演奏に、まさに酔いしれた。

スタンディング・オベーションで讃えるオーディエンスに
セヴィアンはシャイに応えていた。

2時間のステージ、タップは休むことなく刻み続けられた。
耳が慣らされてしまったという感じだ。
心地よく刻まれるリズムは、なくなると物足りない
中毒的な要素を含んでいる。

タップの音がPAを通り、ホールに反響し、少々聞きづらかったが
後半のJazzセッションではそれも感じなくなっていた。

どんなものでも、一流と呼ばれるアーティストのパフォーマンスは
やはり、素晴らしいものだと感じた夜だった。

ノイズ&ファンク
「ノイズ&ファンク」ブロードウェイ・オリジナル・キャスト盤

posted by taka at 23:26 | Comment(0) | TrackBack(0) | ライブレポート
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